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室町富松池田編。

 前サイトにこれの小説を書いたからそれ参照って思ったけどサイト閉じてた(笑

 池田が就職した先の城主が死んで、新しい城主になったところから色々狂いだす。新城主は領土拡大に意欲的だけど、一気に戦仕掛けられるほど兵力はない。

 そこで、池田に下った任務は、敵の城に侵入、大暴れした後、城の外へ。なるべく多くの忍や兵を誘き出すこと。陽動作戦ってやつなんかな。戦力が欠けた所に池田の城が攻め込む作戦。
 
 攻め込まれるのが富松の就職した城。富松の所は普段から戦を好まないため、戦とは無縁で大変平和だった。
 その反面、血の気の多い若い衆はやや物足りなかったらしく、敵の侵入に一気に色めきたつ。

 池田は予め城の色んな所に火薬を仕掛け、攻め込んだのは大人数だと錯覚させた。城を脱出した後、自分に追いついた手練れ達を戦いながらなるべく城から遠のかせる。当然、圧倒的な数に敵うわけがない。

 最後に池田に追いついたのが富松。暫く戦うけど、途中で池田が、相手が富松だってことに気付く。
 命が下った時から捨て駒の覚悟はあった。なら、ここでかつての先輩を殺めることになんの意味がある?
 そう思って打ち合いの手を緩める。いきなり殺気がなくなり、あっさり倒れた敵に疑問を持つ富松。

 不審に思って倒れた敵の顔を覗き込むと、敵は学園時代何かと突っかかってきた後輩だった。
 
 自分の城を裏切りたいとは思わなかった。このまま放って置けば確実に死ぬ。けど、それだけは出来なかった。なけなしの医学の知識を掻き集めたが、多勢に無勢を相手した身体は朝を待たずに息絶えてしまった。


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