研究室botになりたかった

一時期botになりきってました

浦「この後蛍光測る人いる？いたら電源つけておくけど」
池「あ、俺次使う」
浦「…………(電源off)」池「おい、」


川「………」
池「どした？左近、」
川「インキュベーターに入れてたシャーレ…倒されてた…」
池「え…細胞は……？」
川「死んでた……」
池「…ホント不運だよな、お前」


浦「左近、細胞ダメになったって？」
川「シャーレ倒されて中身全部こぼれてました…」
浦「俺の細胞余ってるから使っていいよ」
川「いいんですか!? ありがとうございます！」


川「ご飯買ってきまーす」
富「夕飯にしちゃ早くねーか？」
川「朝ご飯です……」
富「そうか……いっぱい買って来いよ…」


時「す、すみません……こっちの研究室に次屋先輩来てません、か…？」
川「いや…来てないけど？」
富「まさか……」
時「次屋先輩、朝純水補充しに行ったきりで帰って来ないんです…」


浦「試験管にバッファーと試薬入れたら、アジテーションしてね」
川「あじ……？」
浦「攪拌ってこと、」


数「左近、最近実験どう？」
川「一昨日シャーレ倒されて細胞死にました……」
数「そっか……僕も実験に使った抗体が変性してたらしくてさ……」
川「やっぱり……おつかれさまです……」
数「あの実験4日かかるのにな……」
川「なんで僕たち不運なんでしょうか…」
数「悪いことしてないんだけどなぁ…」